2009年12月25日・・・Z工法「体験館」を見学してきました  
 断熱材に「セルローズファイバー」を使用している埼玉県朝霞市の無暖房・無冷房の家を見学して
 きました。
 「断熱屋」を名乗る「Zテクニカ」代表の山本順三さんが、断熱「理論」の正しさを証明するために建てた
 エコ住宅(オール天然材)で、5年たってもますます快適な住み心地のようです。
 水蒸気が出入り出来(透湿して)、結露しないという家です。
 *鰍dLPでは、現在の施工技術・材料で出来る省エネなエコハウスを探求していきたいと思っています。
伺って早速断熱材「セルローズファイバー」に
ついて、説明していただきました。
袋の中身が、これです。
新聞紙とホウ酸(7〜10%)で出来ています。
在庫として、山積みされていました。 バーナーで火を付けて見ると。
炭化するだけで、燃えません。。 日本では一般的な断熱材「グラスウール」(左)と
「セルローズファイバー」(右)を断熱材として壁に
施行した場合の比較です。
グラスウールでは、隙間が出来、これが断熱・防音
等の効果を下げてしまうということです。
グラスウールは、火を付けると穴があいてしまいました。 天井に、セルローズファイバーを吹き込んだものです。
布を張って、穴から専用の機械で吹き込んで、
最後にその穴をふさぎます。
良く見ると、新聞紙の文字が一部残って
 います。
インクの害を心配する方がいるようですが、
現在使用されているインクは、無害なもの
とのことです。
リビングの部屋は木が張られていますが、
この内側には、セルローズファイバーが入って
いて、断熱・調湿・防音が出来ています。
キッチンの様子です。
白い壁は、チャフウォールという、貝殻を主成分とした
天然素材を塗ったものです。
断熱にはカーテンも重要で、この体験館は、
3重になっていて、また上下の隙間をなくして、風が
その隙間から部屋に流れないようにしています。
風呂場は、天井と壁が木なのですが、
水滴が付かないため、5年たってもカビなど
なくほとんど変わっていないようです。
浴槽にも断熱がなされていて、前日夜8時に焚いた
ものですが、次の日の午後1時でもまた入れるくらい
の暖かさでした。
和室の壁面は、珪藻土で仕上げてありました。
断熱はやはりセルローズファイバーで、防音効果
があり、隣の部屋の音が気になりません。
和室の壁面(珪藻土)です。 こちらの洋間は、壁面にチャフウォールを塗って
ありました。
洋間のカーテン。やはりこちらも断熱効果が
上がるように取り付けられています。
天井裏は、セルローズファイバーの施行方法
が分かるように、むき出しになっています。
この日、外は12℃、室内は20℃程度でした。
夏場は、この天井裏の方が、他の部屋より
快適とのことです。
セルローズファイバーを吹き込むための布は、
建築用のホッチキスで止められています。


影になって良くみえませんが、屋根緑化
されていて、草が枯れた状態でした。
隣の家の壁は、窓のところが結露の影響で変質
していますが、「体験館」の壁は5年前とほとんど
変わっていないとのことです。
外壁は、「そとん壁」という火山灰を原料
にした材料で施行してあります。
やはり、水蒸気が出入りでき透湿します。
http://www.z-tekunika.com/