出来れば避けたい最近使われている添加物一覧
用途 添加物名 天然系or化学合成 製法など 含まれる主な食品 疑われる毒性 表示の仕方 その他
発色剤         (黒ずみや腐敗を防ぐ) 亜硝酸ナトリウム 化学合成 窒素酸化ガスを水素化ナトリウムまたは炭酸ナトリウム溶液に吸収させて製造 ハム,ソーセージ,ベーコン,魚肉ハム,イクラ,たらこなど 吐き気、嘔吐、下痢、チアノーゼ、血圧降下、血球の崩壊、尿細管の閉塞、中枢神経麻痺、乳児は特に敏感。遺伝子損傷性、変異原性を示し、染色体異常を起こす。 発色剤(亜硝酸Na) 添加するとピンク色を維持。急性毒性が強く、また、肉や魚肉、魚卵などに多く含まれるアミンという物質と結合すると、ニトロソアミンという強い発ガン物質に変化する。反面ボツリヌス菌の繁殖を抑制する効果もある。
硝酸カリウム アンモニアより得られた硝酸と炭酸ナトリウムを反応させて作られた硝酸ナトリウムと塩化カリウムを反応させて製造 ハム,ソーセージ,ベーコン,コンビーフ,チーズ,清酒 腸内細菌により亜硝酸に変わるので、亜硝酸ナトリウムと同様の毒性があると考えられる。乳幼児に中毒の例がある。 発色剤(硝酸K)
保存料(防腐剤) ソルビン酸カリウム 化学合成 エチレンを原料とするクロトンアルデヒドとケテンを反応させて得られるソルビン酸を炭酸カリウムで中和させて製造 かまぼこ,ちくわ,はんぺん,ハム,ソーセージ,漬物,イカのくん製,ワイン 亜硝酸と反応し発ガン物質に変わる。染色体異常。 保存料(ソルビン酸K)
安息香酸ナトリウム 化学合成 フタル酸を分解して得られる安息香酸を炭酸ナトリウムで中和して製造 醤油,キャビア,炭酸を含まない清涼飲料水 ラットで過敏状態、尿失禁、ケイレン。イヌで運動失調、てんかん様ケイレンなど強い急性毒性。変異原性、染色体異常の報告がある。 保存料(安息香酸Na) 水に良く溶け、カビ、酵母、好気性菌に対して増殖を抑える効果あり。
防カビ剤 チアベンダゾール 化学合成 ホリリン酸中、o-フェニレンジアミンと4-チアゾールカルボキシアミドとの反応により製造 柑橘類,バナナ 嘔吐、めまい、赤血球減少、肝臓毒。成長抑制。変異原性、染色体異常の報告がある。 防カビ剤(TBZ) 柑橘類にはチアベンダゾールを添加したワックス処理液に浸漬して使用。バナナには添加した乳化液に浸漬するか収穫時にスプレー。
オルトフェニルフェノール 化学合成 フェノールとシクロヘキセンの二量体を反応させシクロヘキシルフェノールを作り、これを脱水素して製造 柑橘類 遺伝子損傷性、変異弦性あり。ラットに成長抑制、肝臓に異常。ラットで膀胱ガン。 防カビ剤(OPP) 柑橘類の表皮に散布または塗布。
調味料 Lグルタミン酸ナトリウム 化学合成 ある種の微生物を澱粉糖、糖蜜、アンモニウム塩等の培養地で増殖し、グルタミン酸を精製する発酵法による。 あらゆる食品に多量使用,家庭用・料理飲食店用調味料 メマイ、シビレ、頭痛など中華料理症。痛風。幼マウスの脳神経細胞破壊。米国でベビー食品に添加禁止。加熱により変異原性を示す。 調味料(アミノ酸等) 石油合成法には発ガン性物質を含むなどの疑いが指摘され1974年に中止となった。
甘味料 アスパルテーム 化学合成 アミノ酸のL-アスパラギン酸とL-フェニルアラニンメチルエステルを縮合させて製造 清涼飲料,シャーベット,ゼリー,チューインガム,アイスクリーム 精子障害。ラットに経口投与して脳などに腫瘍、ウサギに経口投与して骨格異常などの報告がある。 甘味料(アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物) 砂糖の200倍の甘さ。果物などの風味改良効果あり。虫歯の原因とならない。
サッカリンナトリウム 化学合成 トルエン又は無水フタル酸を原料としてサッカリンを作り、水酸化ナトリウムで中和して製造。 チューインガム,清涼飲料水,各種ねり製品,佃煮,漬け物,アイスクリーム,菓子類 染色体異常。ラットで子宮ガン、膀胱ガンの報告。カナダで禁止。 甘味料(サッカリンNa) 甘味度は砂糖の200倍〜700倍(濃度、PHによって異なる)。
ステビア 天然系 南米原産のキク科ステビアの葉から抽出 清涼飲料,冷菓,漬物,味噌,醤油,佃煮 発ガン性と妊娠障害 甘味料(ステビア) 甘味度は砂糖の300倍
着色料 タール系色素(11品目) 化学合成 石灰を乾留したときにできるコールタールを原料とする。 各種 発ガン性、変異原性、染色体異常など。 着色料(赤2),赤色2号など
コチニール色素 天然系 サボテンの寄生虫エンジムシの雌の乾燥粉末(食用以外の動植物を原料とする) 清涼飲料,氷菓,キャンデー,ジャム,ソーセージ,カマボコ 突然変異原性、染色体異常。 着色料(コチニール),コチニール色素など
漂白剤・防カビ剤・酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 化学合成 炭酸ナトリウムの飽和溶液に二酸化硫黄を通じ、亜硫酸水素ナトリウム溶液を作り、これに当量の炭酸ナトリウムを加えて中和しかき混ぜながら冷却し結晶を得ます。 ワイン,かんぴょう,ゼラチン,甘納豆 胃腸の刺激、下痢、循環障害、ラットで多発性神経炎、骨髄の萎縮、催奇形性、代謝障害。変異原性の報告。アレルギー性。 漂白剤(亜硫酸塩),酸化防止剤(亜硫酸塩),保存料(亜硫酸塩) 水に溶けやすく強い還元作用があるので、水溶性成分の酸化防止や褐変防止に効果があります。なお、強い漂白作用があるのでかんぴょうやみそなどの漂白効果もあり、また微生物の増殖を抑える作用があるので、でんぷん製造時などの保存効果もあります。
加工助剤(殺菌料) 次亜塩素酸ナトリウム 化学合成 炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウム溶液に塩素を冷却しながら反応させて製造 シナチク,海藻サラダ,回転寿司のネタ,大きな食堂の生野菜 染色体異常 なし O-157による食中毒発生以来、多く使われている。食品製造過程で使われ、最終食品に残らないか、残っても微量で食品の成分に影響を与えないもの。ただし、残留するケースが少なくない。