未来を見据えた環境調和型商品を提供します

"エコグリーンシオカワ通信(No.8)"

(2002.7号)

相対によるバランス

巻頭言

男と女、上と下、右と左、天と地、水と油、作用と反作用、重力と反重力(?)。
このように、この世の中は全て(?) 相対してバランスが保たれているようです。
反重力については現在の科学ではまだ証明されていませんが、あるのでは。
つまり、常に何かと対になってその物や現象が存在しているのではないでしょうか。

思想やイデオロギーと言ったものも相対していました。
東西冷戦時代の「資本主義」対「社会主義・共産主義」のことです。
ドイツ統一とソ連の崩壊と共に、この対はなくなっていると言えるかもしれません。
では今は、どんな形態で対を成しているのでしょうか。

私はソ連崩壊に次いで、早々にその対極にいたアメリカ合衆国がなくなると思いました。
つまり資本主義の崩壊のようなことがすぐに起きてくるのではないかと考えていました。
しかし現状そのようなことは起きていませんし、資本主義が勝ち残ったように見えます。
でも果たしてそうなのでしょうか?常に相対してバランスを保つのであれば?

資本主義と社会・共産主義は、両方ともお金の分配方法についての考え方ではないですか。
つまり両方とも経済社会のあり方を論じているのだと思います。
では現在はどのような対なのか。「経済を優先する考え方」と「そうでない考え方」?
環境重視や、地域通貨・エコマネー導入など今のお金に支配されない考え方との相対?

一つとても重要な相対があります。「自然と人工」という相対ですが。
元々この世の中には、生物が暮らしていくのに必要なものは全て備わっていると思います。
しかし人間だけが、自然状態では生成され得ないものを生み出してきています。
便利快適性の尽きない追求や利権、名声を得るため、それとも試したいという興味から?

新しい物を作り出すということは、その対になる物が新たに生まれるということでは?
新たに生まれる物がなくても、現況に何か変化をきたすことを意味していると思います。
ですから、「人工的に」という場合、その反作用として何が起きるか充分検証が必要です。
化学物質しかり、遺伝子組み替えしかり、クローン技術しかり、原子力しかりです。

人工的なものが全て良くないと言うのではないですが。
現在、科学者、研究者、発明家と言われる方々には、特に慎重な見識を持って頂きたい。
常に相対によってバランスが保たれているということの認識で!

塩川 富士夫(しおがわ ふじお)



  梅雨の真っ只中、サッカー・ワールドカップが行われました。優勝したブラジルの国民は大喜び ですが、最後に敗れたドイツの国民はがっかりして、4年後に期待することで自分達を慰めてい るようでした。
  でも一瞬の勝利にそれほどの重要性があるのでしょうか?勝つということは、負けるところが 出るということです。世界の人々が、勝ち負けにそれ程こだわらず、単なるゲームとして楽しん で観る時代がもうすぐ来るような気もするのですが。国と国という枠組にこだわる時代はもう終 わりにしませんか!




今回のテーマ:お金の稼ぎ方 〜経済革命がやってくる?〜

 世界の状況をよく見ると、今の先進国の経済的発展は、途上国の犠牲の元に成り立っているこ とがわかります。富める国ができることは一方で貧しい国を作り、富める人が貧しい人を作る。 これが今の経済優先社会ではないでしょうか。つまり今の経済を存続させて持続可能な循環型社会 を作ろうという図式では、世界が一つにまとまる気がどうしてもしないのです。

  「エンデの遺言」の再放送がNHKで最近ありましたが、それを見て、やはり現在の 貨幣システムを一旦壊さないと本当に平穏な世の中が訪れないような気がしました。

…知人からの電話
 トゥルルルルー、トゥルルルルー、「はい、もしもし」5月初旬のある日、 知人のM君から電話が掛かってきました。彼の用件は、「最近ある知り合い から紹介してもらったのですが、体に良くってみんなに喜ばれるものがあるんですよ。ついては そのセミナーが土浦であるから一緒に行きませんか。」というものであった。
 私は、また何を始めたのだろうか、もしかしたら以前に他の人から紹介されたことがあるネッ トワークビジネスかな?と思い、「それってネットワークビジネス? 物は何なの」と問い掛けて みました。彼は「ええそうです。物はルテインというものなのですが。」
 ついに彼もその道に入ってしまったかとその時は思ったのですが、彼が紹介するくらいだから 何か参考になる情報があるかもしれないと思い、土浦ではなく、翌週の柏でのセミナーに参加してみま した。
 内容は、5種類のカロチノイドがどうのこうの…。
 紫外線や青色光から発生する活性酸素が目の光老化の原因で…。
などの目と栄養素の話と、バイナリーというビジネス・システムの話でした。
 物の信頼性やシステムの有効性などは、確かに今まで聴いてきたネッワークビジネスのものに 比べるとかなりいいかなと思えるものでした。でも実はこれが、このビジネスが今の経済社会を 変えていくための社会現象に発展するかもしれないと考えるようになる始まりでした。

…今起きている現象の意味するところ

 現在日本で様々な問題が起きていますが、それらは世の中全体が発展していくためには通らな ければならない登竜門のように思えるのです。


<最近起きている問題とその意味するところ>
最 近 の 問 題 意 味 す る と こ ろ
食中毒(O-157など),レジネオラ属菌による被害病的なまでの清潔好きで、無菌状態のような中で暮らしてきた日本人に、微生物と共存できる抵抗力のことを考えさせる。

⇒洗剤をはじめとする化学物質の使い方と食べ物の見直しが必要。
狂牛病の発生肉を多く食べることへの警鐘(生活習慣病の原因でもある)。

人間は雑食性で歯の数が、穀物を砕く臼歯20本(62.5%)、果物や野菜を噛み切る門歯8本(25%)、肉食の動物がもっているような犬歯4本(12.5%)。
…この割合で食べるようにできている。
食品内容表示の偽装発覚自給自足を主体にして、せめて顔の見える人からの受給に。
無許可の農薬・添加物の使用発覚オーガニック農業、有機栽培農業への転換と自然食を常食へ。
国会議員の不正疑惑多数暴露政治家に頼るのではなく、自分たちで変革をしていくように。
経済の行き詰まり,
リストラ,倒産
今の経済優先社会から、別の社会への変遷を示唆している。

 これら以外にも警察や病院の不祥事その他まだありまずか、これら問題を素直に受け入れると、 全て必然のようにも思えます。特に現行経済についてみれば、会社の倒産やリストラの嵐で、 これまでの働き方ができないような状況になってきていますし、サラリーマン的生活に疑問を感 じた人々が違った生き方を求めて退職するという傾向もどんどん増えているように思えます。
 お金や稼ぐということへの考え方、捉え方が変わりつつあるのではないでしょうか。

…ネットワークビジネスとは
 冒頭の電話のものは、正確には、MLM(マルチレベルマーケティング)のことで、その商品 を気に入って購入している人が、口コミで知り合いに宣伝していくことにより拡販していき、そ の宣伝に対する報酬を会社が支払うという仕組みのビジネス形態のことです。
 つまり消費者である人が、同時に宣伝・営業者であるということで成り立つビジネスです。 その会社が運営するシステムによっても多少異なりますが、一般的には出資金必要なし、店舗 なし、仕入れや在庫なし、上司や肩書きなし、販売なし、配達なし、ノルマなしです。自分が購 入・利用して、知り合いに口コミで知らせるだけのことです。
 現在の各商品には、それなりの宣伝費が掛かりますが、タイガーウッズが出ている缶コーヒー の原価は2円だそうです。たった15秒のCMに出る彼に払う出演料は6億円とか。S堂3000円 の化粧品の原価は6円だそうです。特定の有名人に支払う宣伝費を消費者 みんなで分け合う方がいいですよね。…愛と共生のビジネスだとか。

…非常識が常識に変わる

 MLMについては、日本に最初にアメリカから上陸してきた アムウェイが有名ですが、この会社が行ったシステムには問題があったのか、被害者という方々 がいるようで、アムウェイ問題ということでインターネットにも流れています。
 しかし、自分が納得してビジネスをしようとしたわけですから、自分に責任があるわけですよ ね。マルチ=ねずみ講というように考える人もいるようで、まだ馴染みのないビジネス形態です から、怪しい商売と捉える人もいるでしょう。
 でも、コンビニや百円ショップなど、当初は誰も現在のような店数になるとは思わなかったで しょう。つまり何か一つが大きな拡大を見せると一気に世の中の捉え方が変わります。このML Mもそんな予感があります。…いずれ一般食料品や生活必需品に広がるかも。


…今注目の会社:ナチュラリープラス

 1999年に設立のナチュラリープラスという会社がMLMで展開しているスーパー・ルティンと いう商品が、現在凄い勢いで伸びています。冒頭の電話で紹介されたそのものですが、ここ1〜2 年で数万人の会員が何と現在24万人を超え、今年中には60万人、来年中には100万人になる予 想のようです。これまでにこのような伸びをみせたものはないでしょう。
 もし仮にドンドン伸びて300万人を超えるようなことがあると、本のベストセラー並ですから 一つの社会現象となり、多くの大手企業まで参入してきて、一気にこのビジネスが一般化するか もしれません。現に今でも、ダイエーやソニーが経営しているものがあるくらいですから。


…お金がそれ程重要視されない時代からなくなる時代へ

 このビジネスは、どちらかというと女性向きと言われています。頭で考える男性より、おしゃ べりな奥さんなどの方が広め易いのでしょう。
 「あなた今何を扱っているの?あら、もうそれ遅いわよ。今はこれが伸びているのよ。」なんて 道端で奥さん達が立ち話をする時代が来ないとも限りません。…あくまで推測です。

 流通・営業・宣伝革命から経済革命となり、同時にお金や働き方などに対する位置付けが変わ る。そして、みんなが平等にお金を手にするようになり、その価値がなくなる日が来るかも。



「鰍dLP」のホームへ