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"エコグリーンシオカワ通信(No.32)"

(2004.7号)

     
■巻頭言 "自己責任"


 人はとかくに、自分が不満に思う現象が起きた場合、それを他人(ひと)のせいにしたくなる。
 
 例えば、旦那さんや奥さんが自分の気に入らないことをした時、それを責めたくなる。
 仲間で仕事をしている時、うまくいかない場合に、その原因を誰かのせいにしたくなる。
 自分がいじめられたり、いやなことをされたりすると、その相手を恨む。
 いつでも自分は悪くなく、相手が悪い、他の人に原因がある。
 そう、大概の人は、自分の人生の明暗に関して誰かに求めたがる!?
 
 自分がすることよりも、身近な相手にしてもらうことをまず考えてしまわないですか?
 そして、自分の思い通りに相手が行動しないと、相手に対する不満の態度をとる。
 全て自分の思い通りに相手が行動することなどないと分かっているはずなのに。
 いや、分かっていないのですかね!!

 
 でも、考えてみて下さい。
 自分が気に入らないことをする旦那さん、奥さんを選んだのは、自分なのです。
 いじめられる、嫌がらせをされる、その原因はどこにあるのか。
 自分に起こる災いの原因は何なのか。… 災いとはその人がそう思っているだけ!?
 何処かで事故にあったとすると、そこに行くことを決めたのは、自分なのです。
 嫌なことが起きる場所に行くのも、自分が決めて行っているのです。
 この世に本来は、「ねばならない」ということはなく、全てその人の選択した結果では。
 全て自分が選んでいるのではないでしょうか!?
 
 つまり、自分の身の回りに起きる現象は、全て自分が引き寄せている。
 全て自分に責任がある。
 案外自分では気付かないのですが、第3者からみると良く分かったりするのですよね。
 そして、「自分に原因がある」ことを他人に指摘されると大概の人は「ムッ」とする。
 
 今の世の中がこんななのは、私達一人一人のしてきたことの集大成ということでしょう。
 争いが絶えないのも、環境が悪化しているのも、全て私達に原因があるのでは。
 よく政治家が悪いなどという人がいますが、その方は、いったい何をしているのでしょう。
 他人に責任をなすりつけ、自分では何もしようとしないのでは。
 
 他人に要求したり、ねだったりするよりも、自分が何をどうするか考えないですか!
 そして、自分がしたこととして、全て、自分の責任としませんか!?
 他人を責めたり、争ったり、訴訟を起こしたり、慰謝料を求めたり … 止めませんか!
 全て自己責任として、とらえることが出来たら、きっと周囲が良く見えると思います!

塩川 富士夫(しおがわ ふじお)






 梅雨真っ最中のはずなのにあまり雨がふらないですね。今年の夏も異常気象?
 昨年は米の栽培が不作でしたが、この状況で今年はどうなるでしょう。作物の栽培が、特に米の不作が続き、食料不足の時代がやってくる前兆でしょうか?
 あまり不安をあおるようなことは言わない方が良いでしょうが、食料不足の時代が日本にやってくることを指摘している方々も結構います。
 食料を他人に作ってもらう時代から、自分達で作り合い、分け合う時代に向けた流れが来つつあるのかもしれません。
 




     今回のテーマ:自然農法実践者@ 〜 龍ヶ崎市の「富塚桂子」さん


 前回の「通信」で「自然農法」についてまとめましたが、 今回からはそれを実践している方々を紹介していきたいと 思います。
 自家栽培で野菜や果物を栽培し、余分に収穫された分は 売って、次の栽培の費用に充てる。そんな自分で作って・ 分け合うことを実践している龍ヶ崎市の「富塚桂子」さん の畑を取材してきましたので、その様子を紹介します。
 



…栽培を始めたきっかけは知り合いに勧められて

 龍ヶ崎市の「富塚桂子」さんは、現在約150坪と200坪の2ヶ所の畑に、たくさんの野菜や果物を栽培していますが、そのきっかけとなったのは、30年くらい前に、知り合いの方で自家栽培をしていた方がおられ、その方にいただいた野菜が美味しかったことと、その方に勧められて、自分でも出来るかなと思って家の庭にイチゴ、なす、ピーマンなどの苗を買ってきて作ってみたのが始まりだそうです。
 とにかく自己流で、単に庭に穴を掘って、化学肥料を使ってやってみたそうです。しかし1度枯らしてしまい、先ほどの知り合いの方にやり方教えて頂き、少しずつ経験を積んでいったようです。



…本格的に畑を借りて始めたのが約20年前

 庭での自家栽培を始めて10年程してから、今度は約150坪の畑を借りて、本格的に野菜全般を栽培し出したそうです。但し、この頃は多少農薬を使っていたそうで、油虫の対策として、マラソンという農薬を少しだけ使ったそうです。



…完全無農薬栽培にしたのは約10年前

 木酢液が通販で出てきた頃から虫対策にはそれを使い出し、一般農薬は全く使わなくなったそうです。現在は近くのホームセンターで購入しているそうです。
 肥料は、「有機100%」というものをホームゼンターで買ってきたり、豚奮、鶏糞を使ったり、それから雑草を袋に詰めて3ヶ月置いて完熟堆肥にして畑に戻すなどをしているとのこと。 *厳密には「自然農法」は、木酢液も使わないようです。



…機械は使わず、そして5年前から200坪増やして 〜

 畑を耕すのには、万能、くわ、シャベル等で、簡易型の耕運機 なども使わないそうです。
 除草は、刈払機やカマで草を刈り、また新聞紙を4つ折りにし て畑に敷くそうです。途中で多少耕したりするそうですが、半年 くらいで土に戻るようです。                   
 そして、5年前から別の離れた土地に200坪程の畑を増やし、 ここでは果樹や花も栽培しています。     

*新聞が畑に敷かれている



…弱い、病気がちな野菜に虫は付き易い

 周りの畑は農薬を使っているので、前回紹介した ような「自然農法」の現象は必ずしも起きていない ようですが、キャベツなどに虫が付いていても、外 側だけで、中側はきれいに出来ているそうです。
 また、小松菜の花が咲き出した時に、一部を根、 茎を切り離さないで倒しておいたら、その方には虫 がたくさんたかったそうです。密集させて空気が入 り難くなったこともあり、油虫が1部に大量発生したようです。   

*第2の畑



…ほとんど自己流で、経験しながら 〜

 農法についての勉強会や研修などについては、牛久市にあるEMの会に1年ほど入ったことがあるようで、1度EMボカシを使って堆肥を作ってみたそうですが、面倒なので止めたそうです。 
 もっぱら分からないことは、農家や知り合いに聞く程度で、ほとんど自己流で、体験・経験しながら学んでいくというやり方だそうです。



…手作り野菜のプレゼント箱

 娘さんが以前在籍していた東京のパソコン専門学校や大学のお友だちなど70〜80名を全国 から集めて、昨年、東京の方でその娘さんの誕生会を開催したらしいのですが、みんながくれ たプレゼントのお返しに、幾つか品物を用意し、抽選で参加者に当るようにしたそうです。そ の中の1つの品物に、「おかあさんの作った野菜箱」があり、愛知県から来た方に当ったらしい のですが、野菜5〜6種類を箱に詰めて送ったら、「とうもろこしが軟らかくて美味しかった」 などの返事を頂き、自分が栽培したもので喜んでもらえて、とてもうれしかったそうです。



…喜んでもらえるものをなお一層作りたい

 富塚さんに、今後のことを聞いてみましたが、5年前に始めた約200坪の畑のところには、 小さな小屋が現在ありますが、それをログハウス的な人が住める家に建て変える予定があるそ うです。
 また、野菜などの栽培については、「今後も喜んでもられるものをなお一層作りたい」とのこ とでした。
 
 
… 富塚さんは、現在コラボレイト
  ショップComComに栽培し
  たものを、毎週土日に持って来
  て下さっています。自家栽培の
  無農薬野菜等、富塚さんの作ら
  れたものを食べてみたい方は、
  是非お越し下さい。

*20年程前から借りて栽培している約150坪の畑






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