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"エコグリーンシオカワ通信(No.19)"

(2003.6号)

     
■巻頭言 「有事」 への対応について


 何か事が起きた時に備えて、その対応方法を決めておこうという考え。 
 これは一種の保険のような考え方とも思えます。
 そして、相手からの攻撃に対して自分達を守ろうとする姿勢。
 しかし守ることイコール相手への攻撃ということにもつながります。

 有事ということには、他国からの攻撃や天災、個人的には事故・病気なども入るでしょう。
 このようなことに備えるということは、それが起きることが前提になります。
 つまり、起きなければ必要ないものです。
 そして、この起きることをどのように想定するのでしょうか?
 
 この想定ですが、果たして全ての状況を捉えることができるのでしょうか?
 そんなことは無理ではないでしょうか。
 とすると、この有事に備えて、その対応を法律にすることがどれほどの意義があるのか?
 変事に対しては、状況に応じての即断・即決が必要で、悠長な手続きなどしていられない。
 つまり起きそうな事への対応を考えるよりも、そうならないように全力を尽く事が先決。
 
 個人的有事への対応として「ガン保険」というものがあります。
 もし、自分がガンにならないと思っていたら、その保険には入らないでしょう。
 つまり「ガン保険」に入るとは、自分がガンになるかもしれないと思うことです。
 極端な言い方をすると、ガンになることを自分で決めているということではないですか。
 
 人間がかつて夢見ていたようなことが、今の科学技術でほとんど実現しています。
 個人的体験ですが、心配事などネガティブな思いも結構現実化します。
 どうもこの世の中は、思っていることや特に心配していることが実現するようです。
 つまり意識していることや思いが、現実の世界を作っている。
 
 ですから、もし思うなら、武力攻撃や災害を心配するより、明るい未来を想像しましょう。
 他国との争いを心配するより、協調している姿を想定しましょう。
 そして、そうなるための方法を色々考え、議論していけばいいのです。
 まずすることは、平和な世界にするための努力、他国に対しては外交努力ではないですか。
 
 そのために私たちが考え・することは、できることはなんでしょうか?

 人それぞれ色んな立場がありますが、みんな家庭に帰れば生活者です!
 それぞれの立場で、そして生活者として何ができるか、有事が起きないために!

塩川 富士夫(しおがわ ふじお)






 6月も半ばに入り、いよいよ梅雨入りしました。
 雨はうっとおしいですが、降らないと水不足になりますから、これも困ります。
 最近は日本でも水の安全性が疑問視されています。特に茨城県神栖町のヒ素汚染ですが、原因として 旧日本軍製の毒ガスが有力視されています。いずれにしても自然な状態では検出されないような濃度な のですから、人為的なものということになるのでしょう。
 人間のしたことが人間に戻ってくる「ブーメランの法則」ということなのでしょうか!
           






     今回のテーマ:竹炭パワー   〜 竹酢液を実際に使って

 私が主催する「エコロジー勉強会」で、以前竹炭についての勉強会を行いました。また竹炭製 品をコムハウスショップに置いて販売もしています。その効果がどれくらいのものか確認するに は、実際に使ってみることが一番です。図らずも自分で実体験することになってしまったその竹 酢液の効果について、その状況を報告します。



…何故か手が荒れて

 前月号で、私が取手市の風呂施設でバイトをしていることを記しましたが、実は水仕事が多い ために今年の2月頃から手の甲にあかぎれができてしまい、それがもとで最終的には両手の甲全 体が水虫のような状況になってしまい、毎日その痒みや手荒れで困っていました。
 原因ははっきりしないのですが、手荒れ防止にとゴム手袋を使ったことがかえって蒸れておか しくしたのか、そのゴム手袋の何かの成分にかぶれのような反応をしたのか、雑巾を絞るときに 雑菌が入ってしまったのか等色々考えられます。それらが総合的に重なってとてもひどい状況に なったのかもしれません。



…始めは「乳酸菌」で対処

 私はこの1年半以上医薬品と言われるものは使っていないのですが、この手荒れの対処にも市 販の塗り薬などは使わないでみようと思いました。
 夏場になるとよく足に水虫が出来ていましたが、その対策に「乳酸菌」を塗って結構効果が出 でいたのでしばらく同様のことをしていました。正に「菌には菌を持って」を実践していたわけ です。「乳酸菌」といってもそのような形で市販されているわけではなく、実際に塗っていたのは 「ヤクルト」なのです。効き目はあるのですが、ひとつ難点は糖分が入っているため、塗ったと きにべた付くことです。でもこうした対応で良くなったり、清掃作業により悪化したりの繰り返 しでした。



…3ヵ月後に左手甲全体に

そんなことをしていて3ヶ月が過ぎた頃、水仕事のあと「乳酸菌」をつけたのですが、かえって  痒みの対策としては、手で触れる程度の熱湯で手を洗うと結構痒みがなくなりました。しかし、 左手甲全体がひどい状態になってしまったのです。皮膚に入った雑菌の種類が以前のものと変わ ってしまったのか、こうなるといままでの対応ではなかなか改善されずどうしたものかと戸惑っ ていました。



蒸留竹酢液で徹底的に

 竹酢液を蒸留してタール分を取り除いたものが、アトピーや水虫、手荒れなどに良いとされて いるので、たまに使っていたのですが、塗ったときの刺激が結構強く、当初肌が赤くなるので、 あまり集中して塗っていなかったのです。しかし、一向に改善されそうにない左手の甲を見て、 これを集中的塗ってみようと思い立ち、ある夜から徹底的に塗りまくりました。



竹酢液とは
 ここで、竹酢液についての成分などを記述しておきます。

 竹酢液とは竹炭を作るときに煙から得られるもので、全体の8〜9割が水分です。強い酸性(pH3.0〜3. 1)を示します。木酢液に比べるとタール分が少ないので透明度が高く、匂いもソフトです。竹酢液の主成分は 酢酸、プロピオン酸、ギ酸、メタノール、プロパノール、エタノール、吉草酸エステルなどで、約ニ百数十種類以 上の化合物から成っています。 … 水以外の成分のうち6割が酢酸

 これらの成分のなかには効酸化作用や殺菌作用のあるポリフェノールなども含まれますし、「炭焼きに皮膚 病なし」とは昔から炭焼きの歴史の中で語りつがれてきたように、細菌やカビに対して消毒、殺菌、消炎など の効果があると知られていました。最近ではアトピー性皮膚炎にも効果的な機能があることに非常に注目され ています。

 竹酢液の成分の一つであるフェノール類の中にはエチルグアヤコール、クレオソートなどの薬効成分が含ま れる反面、ベンズビレン、ジベンズアントラセン、メチルコランスレなどの発ガン性物質やクレゾールなどの有 害物質も含まれる可能性があるため、薬事法により食用、医薬品としては認められていません。しかし、こうし た有害物質は竹酢液を作る時の煙がある一定温度以下では発生しません。また粗竹酢液(煙から得られた ばかりの何も手を加えていない竹酢液)に溶け込んだタール分は精製や蒸留などにより容易に取り除くことが できます。



…1週間で痒みが気にならない状態に

 小さな水膨れのようなものと同時に痒みが伴うですが、それをつぶしながらスプレーでまめに 塗布して2〜3日で皮膚の表面に小さなかさぶたができ、こうなるとその部分はそれが取れれば 治った状態になります。でも相当悪化させてしまったので、そのかさぶたがとれて痒みが気にな らない状態なるのに1週間かかりました。そして2週間程度で手の甲がすべすべしてきました。



…2週間が過ぎてまた悪化

 2週間が過ぎてもうそんなに塗らなくても自然に治っていくのではないかと安心して、夜塗る のを控えたり、軍手を長時間はめての農作業や大工仕事をしたりしていたら、また雑菌が入って しまったのか、いつのまにか前よりもひどい状態になってしまいました。
 また、この時は、以前塗布していたものと違う生産者の竹酢液を使っていました。見た目同じ ような竹酢液ですが、塗布した瞬間の刺激や臭いに違いが有り、その人の状態に合うものを使用 しないと効果が出ないかもしれません。痒みがなくなるかで効果が確認できると思います。



…他に入浴用竹酢液を水で薄めて使用

 蒸留竹酢液は、直接肌に塗布しますが、その原液(茶色がかった液)を小さじ一杯程度洗面器に入 れ、7分目くらいまで水を入れて薄め、その中に手を数十分漬けておくことも夜などに行いまし た。原液は多少タール分(毒物)が含まれているので、水で薄めて使う必要があるようです。蒸留竹 酢液は最初に使用していたものに戻して、2週間ほど塗布し続け、また治ってきました。



…出来れば自然のもので!

 竹酢液は有効成分がたくさん含まれているので、どの成分がどの症状に効くか分かり難いです が、それは万能性があるということにもなります。市販の薬などはどのメーカーのどれが最もそ の状態に合うか見つけ難いですが、竹酢液ならそれのみで色んな状態に対応できます。但し、先 ほどのように製造者によって多少品質が異なるので、効き目は使ってみてということにはなりま す。しかし、自然のもので治るならその方が、後々問題が起きないということでしょう。



…自分で治る!

 今回使用して効果があったものは、龍ヶ崎市砂町の山崎さん(遊ゆう工房)製造のものです。その 山崎さんもおっしゃっていますが、元々人間には自然治癒力がありますから、あくまで竹酢液は 症状を和らげながら、人間の治癒力を導き出していく補助的なものと思った方がよいということ です。肌の状態の完治には根気が必要です。物質に頼り切るのではなく、自ら治るという意識も 重要なような気がします。私の場合もそう思った瞬間から改善が早まったようにも思えます。






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