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"エコグリーンシオカワ通信(No.12)"

(2002.11号)

自己顕示欲

巻頭言

 自己主張をする際に、その正当性を断言し、とにかく相手を説得しようとしますか?
 自分が好むことは善で、自分が気に入らないことは悪であるかのように言いますか?
 相手の話はあまり聞かないで、自分の言い分をまくし立てたりしますか?
 自分が言っていることを相手が納得しないときに怒りを感じますか?
 他人をとかく批評・評価し、いつでも自分が正しいように主張していますか?
 自分を極端にアピールしたり、とにかく目立とうとしたりしますか?

 これらは全て「自己の存在や正当性を常に顕示したいという欲求」の表れでは。
 でも、常に自分が中心であったり、正しく善であったりするのでしょうか。

 また、正しい・正しくないとは、善・悪とは、何でしょうか。
 これらは全て自分を含め誰かが決め付けているだけのことではないでしょうか。

 この自己の主張の正当性にとらわれていると、相手との対立が生まれます。
 人間同士の対立から、国、民族、宗教などの対立まで全て自己の正当性に対するとらわれ
 正しいということも、善悪ということも、元々はなく、人間が勝手に思っているだけ。
 人によっては、権力や地位を笠に着せて自分の言い分を押し通そうとする人もいます。

 自己顕示欲の強い人を相手にしていると疲れますよね!気を使いますよね!
 こんな方は、他人の意見や行動を批評・評価して「〜だ」と即断言したがります。
 でもこれは単なる個人的意見で、その人が全てを裁ける訳ではないでしょう。
 そして、自己顕示欲が強いと、実は本人も相手を言い包めるのに疲れるはずです。

 会社などの縦組織の中で上位の職についていると、自己顕示欲が強くなりがちでは。
 特にトップに立つ方は気を付けないと、ワンマンになってしまうかもしれませんね。
 下の職にいる方々から、率直な意見を言って貰える雰囲気を持てるかが大事では。
 このことが、縦組織の中でも対立なく充分な意見交換ができるカギになるのでは。

 自己主張をしないと意見の交流が生まれませんが、それは1つの意見に過ぎません。
 自分の言い分には謙虚に、そして相手の意見を尊重し、互いの接点を見出しましょう。

 ここに書かれた内容も、全て単なる1つの意見・情報に過ぎません!
 どうぞ、読まれた方が分析・判断して下さい。

塩川 富士夫(しおがわ ふじお)






  秋もそろそろ終盤に入り、これから紅葉がきれいになってくるでしょう。そんな中いまだに拉致問題の報 道がTV等を賑わしています。北朝鮮のように特定の人間に独裁的権限が与えられているような場合は、 人々本来の自然な・自由な生き方ができなくなってしまうのではないでしょうか。言いたい事も自由に言え ず、生き方にも制約が生まれる。日本の生活と比較するとその辺がよくわかります。
  但し、日本の場合自由とは言っても、経済的な安定が保障されていないと、生活が苦しくなるということ が言えます。北朝鮮のような共産社会から、何の保障もなしに、日本のような自由競争社会の中での生活 に突如変えていくとしたなら、かなり大変なことになるのでしょうが。
           




今回のテーマ:みんなの幸せ,世界の平和を作る方法

 この通信の中でも紹介してきましたネットワーク『地球村』代表の高木善之さんの講演会「美し い地球を子供たちに」が、去る10月14日に土浦駅西口ウララビル5階でありました。
 地球村という名前からか、何やら宗教のようなイメージを持っていて、世間から隔離された村でも 作っていく団体ではないかと思っている方もいるようです。そんな誤解を解く意味もあり、単なる環 境の講演ではないこの今回の高木さんの話から、彼が実は何を言わんとしているのか、私なりに まとめ、講演を聴いたことのない方々に紹介しながら、みんなの幸せ、世界の平和を作る方法 について述べたいと思います。


…『地球村』の基本理念は 【非対立】
 地球環境の現状は大変な状況ですが、この解決のための最後の平和運動として「非対立」を高木 さんは掲げています。それは、こんな説明です。
 「地球環境を守ること、世界の破局を避けることにはそもそも対立する相手はいないのです。 環境を破壊している人は知らずにやっているのです。大切なのは相手に知ってもらうことです。 そのために[非対立]が最も大切な方法ではないでしょうか。[非対立]は決め付けず、囚われず、 何が必要かについて共に考え共に気付くための基本です。
 [非対立]は平和への最後の希望です。[非対立]は最後の平和運動です。
 [非対立]は単なる方法論ではなく、自分としての新たな生き方、新たなあり方ではないでし ょうか。」

…部分的問題をとらえても、地球環境が劇的に改善されるわけではない。

 ある特定のことをとらえて反対運動をするという対立のやり方、例えば、ダイオキシンによる 被害訴訟を起こしても、ダイオキシンを発生させないという根本的解決にはならない。しかし、 全世界の人々がダイオキシンの出る製品は買わないと決心すれば、各企業はそんな製品は作らな くなる。これが具体的な[非対立]の方法とのこと。
 真の破壊を止める対策は、全世界の人々に地球環境に関する事実を知ってもらい、生き方や意 識を変えてもらうということであると言うのです。
 この考えの延長線に*「地球市民国連」構想があるようです。 
                           *通信のNo.10で紹介


…「地球村」は特定の環境改善の具体的取り組みをしていない。

 私は、常々「地球村」は、環境を守るための具体的方法の実践活動を、組織としてはしていな いと言ってきました。高木さんを始めとする「地球村」の講演者は、環境に関する詳しいデータ を示し、地球の現状について、より多くの人に知ってほしいとメッセージを投げ掛けています。
 でも単なる精神論を語っていても、ちっとも環境は良くなっていかないという個人的思いがあ り、早急に何らかの具体的対応を取っていく必要があると私自身言ってきました。ですから、自 分なりに出来る事をとにかく実践したいという思いがありました。
 しかし、「地球村」の目指していることは、もっと深いものであることが、今回の土浦での講演 会の後で分かりました。


…幸せとは

 「五体不満足」の著者で最近TV等にもよく出てくる乙武さんが、その本の中で「不自由だけ ど、不幸ではない」と言っています。手足が正常な状態でなく、生まれながらに不自由極まりな い体の持ち主である乙武さんですから、不幸であると言っても誰も文句はないでしょう。しかし 彼はそれでも幸せだと言うのです。
 幸せとは、不幸とはいったい何なのでしょう。そう「思い」ですね。その話を聴いた方が「目 からうろこが落ちる」ということでその講演会に大勢の方が押し寄せる「小林正観」さんという 方がよくおっしゃっていますが、「幸せも・不幸せも現象としては存在しない。ただそう思う心が あるだけ。」ということのようです。つまり自分がどう思うかで幸せにも、不幸せにもなると言う ことのようです。大体人間だけなのですよね、幸せにこだわっているのは。
 では、高木さんが言う「永続可能で幸せな、平和な社会を作っていく方法」、意識を変えていく 方法とはどんなことでしょう。私なりに解釈して説明したいと思います。


…自分がまず幸せであると思うこと。

 争いを起こしたり、人の悪口を言ったり、愚痴・不満をこぼしたりするのは、幸せな思いがな いからです。自分は幸せと思っている人は、幸せなのですから上記のことはしないのです。自分 が常に幸せであれば、そこに争いや対立は生まれませんから、自分の周りは常に平和です。自分 の周りが平和な人ばかりになれば当然世界は平和です。平和な世界なら破壊はなくなるでしよう から、当然環境も良くなって行くでしょう。
 自分が幸せな思いにならないのは、とらわれがあるからですから、常識、世間体、慣習、善悪 の決め付けなどのことを取り払い、とにかく生きることの、自然界の、人間の本質とは何かを常 に考えていくこと。そうすれば、全てがわかってきます。閃きます。情報が入ってきます。
 そして、本当に幸せなら、顔の表情言葉遣いがそのようになっていくのです。そして、幸せ で、争いのない平和な社会を築き上げられるのです。




「エコロジー勉強会」報告 〜 古代米・紫イモなどの食べ方・試食会

…多くの方に来て頂き、大盛況!

 10月27日(日)午後2時から4時頃まで、「古代米・紫イモなどの食べ方・試食会」を龍ヶ 崎市のコミュニケーションハウスで実施しました。当日は2時間の間で100名近くの方々に参 加して頂き、大変な賑わいでした。
 試食して頂いたものは、赤米・紫黒米の古代米おにぎりや古代米入りパン、古代米入りモチ、 紫イモのジュースやドーナッツ、ジャム、そしてヤーコンやキクイモのサラダ等です。
 コミュニケーションハウスの2階は、普通30名前後でいっぱいになりますので、2時過ぎ頃 は、所狭しと言った具合で、みんな普段は食たことがないようなものばかりですので,新鮮な味 わいがあったのではないでしょうか。


…完全無農薬栽培をしている農家を支援していくことが環境を改善していく!

 今回企画をして頂いた「稲敷ケンコー農場」の栽培作物は全て完全無農薬 で、雑草を生やさないためのビニールによるマルチも今年はしていません。
 赤米のタンニン、紫黒米や紫イモのアントシアニン、キクイモのイヌリン (天然のインシュリン)、ヤーコンのフラクトオリゴ糖など、今回試食して 頂いた素材は、それ自体特定の栄養素が豊富なものです。
 真土不二の考えに沿って、採れた作物をその地の方々に届ける、しかも出 来るだけ環境を壊さない栽培の仕方を実践する。こんな「稲敷ケンコー農場」の方々を是非支援 して、健康を維持し,環境も改善していきませんか!




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